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青森の魅力紹介
2021.03.02

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸外観
青森の魅力紹介
2021.03.02

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸外観

イーコネの青森支店がある、青森県の魅力をご紹介していくこちらのコーナー。
第5回目は、青森市にある、青森の歴史と今は無き青函連絡船の歴史に触れることができる海上博物館「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」をご紹介したいと思います!

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸とは?

海峡の詩ポスター
時代を感じますね・・・

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸とは、青森~函館間を結び多くの人々や貨物を載せて運んでいた青函連絡船全55隻の中で、一番運航期間が長かった「八甲田丸」をほぼ就航当時の状態で係留保存した海上博物館です。
現在は青森市が所有・管理しており、市のシンボルとなっています。
船内には昭和初期の青森の様子や、青函連絡船の歴史などが、様々な方法で展示されており、当時の様子をうかがい知ることができます。
実際の船の操舵室や無線室、甲板やエンジンルームなども見学できるので見応えがあり、普通の博物館とはひと味もふた味も違った体験ができますよ!

八甲田丸主要データ

全長 132m
全幅 17.9m
総重量 5,382.65トン
速力 18.2ノット
旅客定員 1,286名
積載車両 48両

青函連絡船の生い立ち

八甲田丸内にある電車
船の中に電車が乗ってる!

明治39年、日本鉄道が青函航路直営を目指し、当時の英国へ船の制作を発注しました。そこから2年後の明治41年、最初の鉄道連絡船「比羅夫丸」が誕生し、青函連絡船の長い歴史の始まりとなります。
幕を閉じる昭和63年までの80年間、ありとあらゆる貨物や人を運び、日本経済へ貢献しました。
なんと、青函連絡船は車両甲板があり、鉄道車両がそのまま乗船できる、世界的にも大変珍しい船なのです!

八甲田丸の見どころ

いざ乗船

八甲田丸乗船口
八甲田丸乗船口

乗船後、受付で料金の支払いを済ませると、スタッフの方が見学ルートの案内をしてくれます。船内は想像以上に広く、地下1階から地上4階までありますので、よく聞いておくのがベストです。
でもご安心を。通路の足元にも見学順路の赤いテープの矢印がありますので、迷った時は確認しましょう。

船内の再現人形
精巧なジオラマがお出迎え
試着できる八甲田丸乗組員の制服
乗組員の制服

乗船記念に乗組員の制服を着て記念撮影ができますよ!

八甲田丸観覧料(料金)

区分 料金
大人 510円
高校生 310円
中学生 310円
小学生 110円

八甲田丸は、大人一人510円で見学が可能ですが、以前こちらのブログでご紹介した「ねぶたの家ワ・ラッセ」や、「青森県観光物産館アスパム」も見学もできる共通券のお得な料金設定もあります。お時間のある方は共通券を購入し、他の施設も含めて楽しむのも良いですね!

青函ワールド「津軽海峡文化コーナー」

津軽海峡文化コーナー入口
津軽海峡文化コーナー入口

受付のある2階から3階へ上るとある「津軽海峡文化コーナー」から見学スタートです。受付前や通路にも展示品がありますが、ここからは青函連絡船が運航していた頃の生活の様子が細かく展示されており、解説もあるので当時の様子がリアルに伝わってきます。

昔の人を再現した人形
躍動感あります

当時の人を精巧に似せて作った人形も音声付きで展示されているので、タイムスリップした気持ちで楽しめますよ。

ミニシアター

ミニシアターでは、「青函連絡船 -栄光の軌跡-」の要約版と「青函ワールド」という映像がリピート上映されています。
感染症対策で座れる席が制限されていますので安心。
ちなみに、要約版ではなく本編をフルで観たい!という方は「青函鉄道連絡船記念館」で観られます。2時間の大作です。

青函鉄道連絡船記念館

青函鉄道連絡船記念館内部の展示
とにかく展示がギッシリ。来た甲斐があります。

青函鉄道連絡船記念館には、青函連絡船に関しての文献や、船、鉄道の模型など貴重な資料がたくさん展示されています。
また、実際に八甲田丸で使っていた石炭の展示や、青函連絡船の誕生からの沿革などもかなり詳細に展示されており、一通り観れば通な話ができるようになるに違いありません。

八甲田丸のグリーン席
赤だけどグリーン席

当時のグリーン席の展示もあり、実際に座ることもできます。このグリーン席で先ほどのミニシアターで上映していた映像の本編を観られます。特等席。

青函航路旅客運賃のうつりかわりを現した表
青函航路旅客運賃のうつりかわり

青函連絡船が巡航を始めた明治41年は1等席で3円!貨幣価値が今とはまったく異なるので、安くはないですよ!

電話をする乗組員の人形
電話使えたんですね・・・

青函鉄道連絡船記念館でも、要所要所で人形による再現がされていて、より当時の様子に没入できます。

ブリッジ(操舵室)・煙突展望広場

八甲田丸の操舵室
触りたくなるやつです。

4階に上がるとあるブリッジ(操舵室)。広々とした室内に船を操縦する為の機器やレーダーなどが並んでいます。八甲田丸では機器に触れても大丈夫。うれしいですね!
そして、ブリッジは操舵室なだけに、これだけのガラス張り。陸奥湾の美しい景色をじっくり望むことができます。

船舶用レーダー
これは何でしょうか?

レーダーです。電波を利用して物体の所在を知ることができる代物。

無線通信室の内部
無線通信室の内部

許可無く入室を禁じられていた無線通信室の中も見ることができますが、入口にバリケードがあり立ち入ることはできません。

八甲田丸の煙突展望広場
煙突展望広場

煙突展望広場にある煙突展望台からは、360°パノラマで青森の景色を眺望できます。ただ、冬期は閉鎖されているため見られず。残念。
今回は、船内から撮ってみました。後ろに見えるのは「青森ベイブリッジ」

車両甲板

車両甲板にある電車
ホンモノの電車が停まっています!

操舵室のある4階からエレベーターで1階まで降りると、八甲田丸の特徴である車両甲板があります。車両甲板には、当時の電車がそのまま展示されていますので、どのように船に載っていたのか知ることができます。
ちなみに、車両甲板は寒いので冬に訪れる際は、防寒着を忘れずに。

車掌専用車
車掌専用車

心配になるくらい電車がたくさん載っています。船の中ですよ・・・

車両甲板にある線路跡
甲板の床にある線路跡

電車を載せますから、当然、車両甲板には線路もありました。今も面影を残しています。

エンジンルーム

八甲田丸のエンジン
八甲田丸のエンジン

最後は地下1階にあるエンジンルームなどを観覧します。地下ということは八甲田丸は海上にある船のため、海底にあるということです!浸水してこないか心配になりますが、地下はいくつもの区画に分けられているので、一部が浸水しても安全が保たれるようになっているそうですよ。安心。
地下1階、地上4階で鉄道車両も載せる八甲田丸を動かすエンジンはやっぱり巨大!見るからに爆発的なパワーを生み出しそうです。

八甲田丸のエンジンルーム
エンジンルーム内部

無骨な感じがたまりません。

統括制御室
統括制御室

ここで生み出されたパワーを制御しているんですね。計器が多い!

これで八甲田丸の見学は終了です。一部をご紹介しただけなので、見どころはまだまだたくさんあります。ぜひ、ご自身の目でお確かめください!

八甲田丸概要

名称 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
所在地 〒038-0012 青森県青森市柳川1丁目112-15 地先
TEL 017-735-8150
営業時間《夏季》 4月1日~10月31日 9:00~19:00(入館受付18:00まで)
営業時間《冬季》 11月1日~3月31日 9:00~17:00(入館受付16:30まで)
休館日《夏季》 なし
休館日《冬季》 月曜日、12月31日、1月1日、3月第2週目の月曜日~金曜日
URL https://aomori-hakkoudamaru.com/

アクセス

青森駅から徒歩3分。とても近いです!イーコネクション青森支店からは徒歩15分。歩けます。
八甲田丸へ車で来た場合には駐車場もあります。下記のストリートビューは駐車場の場所です。

まとめ

今回の青森の魅力紹介では「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」をご紹介させていただきました。八甲田丸を実際に訪れて一番の驚きはやはりその大きさです!今回写真を撮りながら見学したところ、所要時間は約1時間30分ほど掛かっています。文献などをしっかり読み込んでいくともっと見学時間はかかるかもしれません。それだけ見どころがあるのも魅力。
訪れる際は、お時間に余裕を持って乗船するのをオススメいたします!
また、冬季は煙突展望台が閉鎖されていますので、一ミリも逃さず見たい!という方は夏季にぜひ、お越しください。

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