
仏ヶ浦

イーコネの青森支店がある、青森県の魅力をご紹介していくこちらのコーナー。
第3回目は、佐井村にある、日本の秘境100選や日本の“まるで海外”絶景ランキングにも選ばれた絶景スポット「仏ヶ浦」をご紹介したいと思います!
日本の秘境100選(にほんのひきょうひゃくせん)は、1989年(平成元年)にJTBが雑誌「旅」の9月号が創刊750号目を迎えるのを記念して開いたシンポジウムにおいて、岡田喜秋、C・W・ニコル、立松和平、辺見じゅん、椎名誠によって、「いま 日本の秘境100選」として選定されたもの。
Wikipedia 日本の秘境100選
日本の“まるで海外”絶景ランキングは、『じゃらん』でも人気の「絶景」をテーマに、“まるで海外”絶景が楽しめるスポットをランキングにしました。
じゃらんニュース 日本の“まるで海外”絶景ランキングを発表!
インターネット調査:『じゃらん』掲載スポットを中心に画像選択方式によるアンケート/ 調査時期:2020年6月26日(金)~29日(月)
仏ヶ浦とは?

仏ケ浦は、2000万年前の海底火山活動によって造られたと言われる、約2キロに渡って白緑色の凝灰岩の奇岩が連なる景勝地です。
つまり、火山から噴出された火山灰が堆積してできた岩が奇怪なカタチの岩となり、これらの岩が連なってできた景色の良い土地ということですね!
様々な奇岩・巨岩には「如来の首」「五百羅漢」など名前が付いていて、岩の連なる場所を「仏ヶ浦」と言います。
日本の秘境100選に選ばれる位ですから、非常に神秘的な場所です。
1934年に青森県天然記念物、1941年には国の天然記念物に指定されていますよ。

仏ヶ浦への道のりはなかなかに時間がかかります。青森市内から出発して3時間半ほど車で走り、佐井村で観光船に乗り換え30分ほど揺られていくと到着できます。トータル約4時間の旅。地図では近そうに見えるんですけどね。
観光船の中から到着するまでに見る景色も壮観ですが、実際に現地に降り立ち目の当たりにすると、自然が造り出した霊妙で壮大な景色に圧倒されます。
現地では、船員さんの観光ガイドもあり、それぞれの名称や由来などを説明してくれていました。事前知識がなくても楽しめるのでありがたいですね!
仏ヶ浦の見どころをちょっとだけご紹介
五百羅漢

当日がもやっていたこともあり、一層神秘的な雰囲気が出ていました。海や森林とのカラーの対比がより迫力を際立たせています。名前からも厳粛な気持ちになります。
如来の首

おわかりになりますでしょうか?如来の顔に見えてきますね・・・。パワーを与えて貰えそうです!
帆掛岩

高さ100メートルにもなる奇岩。間近で見るとさらにその迫力に圧倒されます。
どこか別世界に来たような気持ちになってしまいました・・・
この奇岩に気を取られて歩いていると、足下が悪いのでお気を付けて。全体的に足下は悪いのでスニーカーなどで来るのがオススメですよ。
この他にも見どころはたくさんあります。仏の名前を冠した様々な岩をはじめ、神秘的な景観に圧倒されること間違いなしです。
日本の“まるで海外”絶景ランキングでは堂々の5位にランクインし、まるでパイネ国立公園とされていました。似ているかどうか、実際に行って見比べて見るのもイイですね!

仏ヶ浦では、近くまで歩いて見られるのはもちろん、今回は時間の関係で行けませんでしたが、展望台もあるそうなので、余裕のある方はトライしてまた違った風景を堪能してみてください!
仏ヶ浦へのアクセス

仏ヶ浦を観光するには、佐井港から出ている定期観光船を利用するのがオススメです。4月25日~10月末まで利用できます。
観光船を利用せずに整備された遊歩道を歩いて行く方法もありますが、登山慣れしていないとかなりキツい道のりのようです。自信があり、準備万端な方以外は観光船が得策ですね。
乗船料金(一般)
区分 | 往復料金 | 片道料金 |
---|---|---|
大人 | 2,500円 | 1,250円 |
小学生 | 1,250円 | 650円 |
幼児 | 無料 | 無料 |
乗船チケットの入手方法

観光船の乗船チケットは、津軽海峡文化館アルサスの1階にあるチケット売り場で購入できます。インターネットからの予約もできますよ!
観光船の乗船場所も、このアルサス前にある港となっています。その為、仏ヶ浦に行くには、まずアルサスを目指してください!
アルサスの場所
津軽海峡文化館アルサスへの行き方は、仏ケ浦海上観光さんのホームページに詳しく紹介されていますので、チェックしてみてください。
仏ヶ浦の場所
今回は以上です。仏ヶ浦は遠い場所にありますが、普段の生活で目にすることのないミステリアスな景観は一見の価値ありです!
ぜひ、別世界が広がる秘境の地「仏ヶ浦」をご自身の目で見て、体験してください!