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青森の魅力紹介
2021.05.18

盛美園

盛美園内にある盛美館
青森の魅力紹介
2021.05.18

盛美園

盛美園内にある盛美館

イーコネの青森支店がある、青森県の魅力をご紹介していくこちらのコーナー。
第8回目は、青森市からちょっと足を延ばした平川市にあり、美しい日本庭園を満喫できる、国指定名勝「盛美園」をご紹介したいと思います!
今回特別に許可をいただき、現在一般公開されていない盛美館の2階もご紹介しています。
青森は海だけではありませんよ~

盛美園とは?

盛美園の庭園と盛美館
美しい!

盛美園は青森県平川市にある日本庭園です。津軽地方には「大石武学流」と呼ばれる独特な作庭様式があり、その最高峰とも言われています。
郷土の資産家だった清藤盛美が、1902年に庭師である小幡亭樹を招き、9年の歳月をかけて完成させました。3,600坪の広大な敷地内には池泉廻遊式(ちせんかいゆうしき)の美しい庭園が広がっています。また、園内には和洋折衷の洋館「盛美館」が建てられています。画像中央の建物ですね!
盛美園は、京都の無鄰菴(むりんあん)と青風荘と共に、明治時代三名園と言われており、昭和28年には国の名勝にも指定されていますよ。

園内を実際に見学!

キレイな茅葺き屋根ですね

まずは、受付。茅葺き屋根の建物が受付になっていますので、こちらで閲覧料金を支払います。冬季(11月中旬~4月中旬)は、受付がロマン館になるので注意です。

盛美園閲覧料金

盛美園受付
受付窓口
区分 一般 一般(冬季)
大人 500円 250円
中・高校生 330円 170円
小学生 220円 110円
小学生未満 無料 無料

コロナ禍の現在、受付では感染症予防として検温があります。万全な体調で訪れましょう。

休憩所の中の様子
休憩所は天井高でオシャレ

受付を済ませると同じ建物内に、売店と休憩所があります。休憩所ではお抹茶などを楽しむことができますが、無料で自由に休憩することもできます。良心的ですね。広い園内を見た後には心強い。

売店の様子
和風なお土産がいっぱい

売店。帰りにしっかり吟味しましょう。この他にもたくさんの品々が販売されていますよ。

盛美園入口の門
盛美園入口

いよいよ園内に入っていきます。盛美園の見どころは、日本庭園、盛美館、御宝殿の3つとなりますが、御宝殿は撮影禁止となっています。そのため、今回画像でご紹介できるのは、庭園と盛美館になります。御宝殿はぜひ、実際に足を運んでご覧になってください!

盛美館

盛美館の外観
盛美館

入口を抜けるとまず右手に見えてくるのが盛美館。一階が和風、二階が洋風という上下で異なる和洋折衷スタイルの建物は大変珍しく、日本では他に例がないと言われています。本当に和風と洋風が合体していますね!
明治41年に庭園を鑑賞するため建てられたそうです。

盛美館の客間
客間

盛美館の1階は外観同様に古典的な和の空間が広がっており、純和風の数寄屋造りで日本の伝統文化を感じられます。
客間は来賓を迎える部屋であると同時に、庭園を鑑賞できる部屋となっています。優雅ですね。どんな風に庭を眺められるのかはぜひ現地で!

厠の様子
厠(かわや)

こちらは厠。そうトイレです。以前のブログあおもり北のまほろば歴史館でも厠をご紹介しましたが、かなり違いがあります。別にトイレが好きな訳ではありません・・・
こちらの厠は砂雪隠式(すなせっちんしき)というもので、外から出し入れできる引き出しに砂を入れ、使用する度に砂を入れ替えて利用します。香を焚いてにおいを消すというオシャレぶり。

湯殿
湯殿

こちらは湯殿。お風呂ですが、ここでは火を使わず別の場所で湯を沸かし運んで入れるそうです。火気厳禁で安全な造り。でも毎回大変そうです。

供侍の間
供侍の間

供侍の間(ともざむらいのま)は、主人の服装を整えるために、供人が控えているところ。控えるだけとはいえ狭いですね・・・

そして普段一般公開されていない2階をご紹介していきます。貴重ですよー

主人室
夫人室

2階はルネッサンス調で、とてもモダンな造りとなっています。
部屋は全体的に西洋風ですが、床が畳で床の間があるという斬新な造り。しかし床の間の柱には西洋要素が含まれています。これぞ和洋折衷。

寝室
更衣室

ここでも西洋と日本が融合しています。西洋風の中に障子や襖(ふすま)が存在しており、不思議な感覚です。やはり座布団ではなく、椅子なのですね。

主人室
主人室

格式高いソファーがよく似合います。ここでも畳と襖が西洋と共存しています。窓が大きくて天井が白いので開放的ですね。
こちらの部屋の奥から展望室へ出られるようになっています。

展望室の中
展望室からの眺め

展望室からは庭がしっかり見渡せるようになっています。展望室からの眺めは空中を浮いているような感覚になることから「空中楼閣」とも呼ばれているそうです。

以上、盛美館をご紹介いたしました!他では見られない建物を間近で見ることができ幸運でした。和室と洋室が分かれていることはあれど、融合していることは中々ありませんので貴重ですね!

庭園

盛美館から見た庭園
盛美館から見た庭園

武学流の神髄があちらこちらに。広大な庭なので一部だけご紹介します。庭園のつくりは、池を中心に「真」「行」「草」の三部からできています。
武学流は江戸時代中期以降、大石武学が青森地方に伝えた一連の作品群をさすのだそう。

盛美館側から見た庭園
下から見たところ

どういうところが武学流なのか分からない・・・と思っていましたが、詳しく解説してくれているホームページがありました。参考になります。
庭園ガイド

五重の塔
五重の塔

庭園のどこかにあります。見付けてみてください。

神仙島
神仙島

本当に美しいですね・・・

神仙島にいたヘビ
神仙島にいたヘビ

苦手な方は閲覧注意ですが、ヘビ。こういった場所にいると神の使いの気がしてきます。

蓬莱(ほうらい)の松
蓬莱(ほうらい)の松

蓬莱の松は神仙島にあります。

盛美神社
盛美神社

盛美園には神社もあります。法人格を有した歴とした神社です。

3,600坪の大庭園を駆け足でご紹介しましたが、四季を通じて異なる景観を楽しめるようになっていますので、何度でも訪れて楽しめますよ!

盛美園概要

名称 国指定名勝 盛美園
所在地 青森県平川市猿賀石林1
TEL 0172-57-2020
開園時間(4月中旬~9月末) 9:00~17:00 (17:00閉園)
開園時間(10月~11月中旬) 9:00~16:30 (16:30閉園)
開園時間(11月中旬~4月中旬) 10:00~15:00 (冬季営業)
休園日 12月29日~1月3日(正月休み)
URL http://www.seibien.jp/

アクセス

JR弘前駅から車で約15分、青森空港からは車で約40分。JR津軽尾上駅から徒歩10分くらいです。
イーコネクション青森支店から車で行くと、東北自動車道を経由して40分くらいで行けます。車で40分くらいであれば気軽に行けますね。

まとめ

神仙島側から見た盛美館
神仙島側から見た盛美館

今回は、国指定名勝「盛美園」をご紹介させていただきました。明治の名園と名高い庭園、日本で他には見られない和洋折衷造りの盛美館、そして今回はご紹介できませんでしたが、豪華な御殿や芸術を堪能できる御宝殿と見どころ満載なスポットです。ぜひ実際に体験してみてください!
また、盛美園は2010年に公開されたスタジオジブリ作品「借りぐらしのアリエッティ」の舞台モデルにもなった場所となっています。

盛美館の縁側にある展示
盛美館の縁側にある展示

映画の雰囲気を感じられるスポットを探してみるのも楽しそうですね!

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