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ホームページとは切っても切り離せない関係にあるドメインですが、どんなモノかご存知でしょうか？
今回は、現在でも聞かれることの多い「ドメインとは何か？」について解説していきたいと思います。数々のホームページで解説されていますが、詳細に説明されていて難しい内容も多いため、カンタンにわかり易くご説明いたします！

ドメインとは？

ドメインとは、URLに含まれる固有の住所のようなモノです。同じモノは二つとありません。
膨大なインターネットの情報の中で、いつも自分のホームページを見つけて貰う、閲覧して貰うためには場所が特定されていないといけません。その場所を特定するための住所をわかり易くする仕組みがドメインです。
上記画像で表したように、黄色線部分、赤線部分の組み合わせで構成されています。

何に使うの？

ホームページアドレス（URL）とメールアドレスに利用します。ドメインがないことには、両方利用できません。

「取得したことはないけど、使えているぞ！」

という方もいるはず。それはドメインを保有しているサービス提供会社から、無料ドメインを割り当てて貰っているからです。
インターネットプロバイダーやレンタルサーバー会社、無料ホームページサービス会社などから提供されます。無料ドメインには、そのサービス提供会社の名前やサービス名が含まれています。

独自ドメインが断然オススメ

独自ドメインとは、前述した無料ドメインとは異なり、ご自身で選んで取得した世界にたったひとつしかないドメインです。
無料ドメインよりも多くのメリットを持っています。

• 他社サービス名、社名が含まれない
• 広告が表示されない
• 突然サービスが終了して使えなくなったりしない
• 信頼性が上がる
• 検索エンジン対策にも効果的
• 信頼度の高いメールアドレスを持てる

ホームページ制作の際など、「ドメインはお持ちですか？」と聞かれたこともあるかと思いますが、ここで聞かれているドメインとは、独自ドメインのことです。
お持ちでない場合には、新たに取得します。

独自ドメインは好きな文字列を指定して取得できます。しかし、まったく同じドメインを取得することはできません。

早いモノ勝ちです。

そのため、自社の名前で取得したい、サービス名で取得したいとお考えの場合は、先を越されないように取得する必要があります。急ぎましょう。

組み合わせを考えて取得する

独自ドメインは好きな文字列を指定して取得できるとご説明しましたが、正確には「お好きな文字列」と「お好きなトップレベルドメイン」の組み合わせで取得します。

好きな文字列は、入力しやすくわかりやすい極力短い単語をオススメします。また自社名やサービス名を含めるのが良いでしょう。

トップレベルドメインには豊富な種類が存在しています。その数、世界で1,000種類以上。種類に応じて、また販売事業者によって、そして取得する時によっても価格が異なります。

しかしそんなに迷うことはありません。自社の組織形態、事業内容や地域などを考慮するとグっと限られるからです。ご安心ください。
日本では「.com」や「.jp」が多くの方に利用されています。企業であれば「.co.jp」も良く利用されていますが、「.co.jp」のように法人かつ、1社につき1つしか取得できないなど、取得に制約があるドメインも存在しています。

好きな文字列、トップレベルドメインを決めたらドメインが取得可能かどうか確認します。ドメインを販売している事業者のホームページで、誰でも簡単に取得可能か確認できます。販売事業者には「お名前.com」「ムームードメイン」「バリュードメイン」などがあります。

検索の結果、無事空きが確認できれば、そのまま申込みを行えます。手続き後、すぐに利用可能です。

サブドメインも使える

ドメインにはもうひとつ、「サブドメイン」という名のドメインがあります。サブドメインは取得した独自ドメインを使って作成可能です。
自身で取得したドメインを利用するため『無料』で作成できます。
サブドメインの良いところは、ドメインを新規に取得しなくても新たに作るホームページのドメインとして利用できることです。
自社サービスのホームページや、採用サイトなど用途に応じて使われます。ドメインが同一のため、ブランディングとしても有効です。
Googleのサービスを見てみると、サブドメインを活用しています。

サービス名	URL
Gmail	https://mail.google.com/
Googleカレンダー	https://calendar.google.com/
Googleドライブ	https://drive.google.com/

「wwwも同じ場所にあるけどサブドメインなの？」

とお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
wwwもサブドメインです。ただ、wwwは他のサブドメインと異なり、wwwの有無で別のホームページを運用することはありません。wwwあり・なしのどちらか一方に統一してホームページを運用します。
両方表示してしまうと検索エンジンから重複コンテンツと判断されて評価を落としてしまう可能性があるため、注意が必要です。
wwwのあり・なしの選択はどちらでも構いません。

有効期限に気をつけましょう

独自ドメインには、有効期限があります。基本的に1年ごとに更新が必要になり、更新費用を支払って利用期間を延長します。
更新を忘れてしまうと、ドメインを使って利用していたホームページやメールが使えなくなってしまいます。一定期間、期限切れ後猶予は設けてあるものの、忘れていた期間が長いと第三者に取得されてしまうこともあります。ご注意ください。
使っていたドメインを使って、あまり好ましくない内容のホームページを公開されたら恐ろしいですね･･･

まとめ

今回は、ドメインとは何か？についてご紹介しました。独自ドメインをまだお持ちではない方の参考になれば幸いです。
ドメインは資産です。長い期間保有し第三者のホームページやSNSなどでたくさん紹介されるようなホームページのドメインになると、ドメインパワーが強くなりホームページ運用にとても有益となります。
ぜひ独自ドメインを取得して、信頼性の高いホームページやメールアドレスを運用してみてください！