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今、新電力において「市場連動型プラン」が話題です。
何が話題になっているのかまとめます。

市場連動型プランとは？

新電力（PPS）の市場連動型プランとは、電力の原料費（卸売価格）、市場価格の推移に合わせて毎月の電気代の単価が変動するプランです。
市場における電力の原料費が下がれば毎月の電気代が安くなり、原料費が上がれば電気代が上がる仕組みになります。
新電力における市場とは、日本卸電力取引所（JEPX）です。

市場価格の高騰

2020年の12月下旬から寒波の冷え込みによる暖房用の電力需要の高まり、そして電力の原料であるLNGの輸入量低下により、電力の卸売価格が高騰を続けており、2021年1月6日に記録された市場の卸売価格は、例年比の約20倍という前例のない価格を叩き出しました。現在は落ち着きつつあるものの、今後も同様の動きになる可能性はあり得る状況です。
この調達価格の高騰により、市場連動型プランでご契約されている企業や個人のお客様は、ご契約時にリスクのひとつとしてご説明は受けているであろう市場価格が高値になった際の値上がりが、想定を遙かに超える規模になっているのです。

既に影響を受けている法人様も

今回の市場価格の高騰に伴い、他社新電力で市場連動型プランをご契約されている法人様よりご相談のお電話がありました。

市場価格の高騰で1月の電気代の請求金額が約200万円（例年比＋500％増）で来ている

ご担当者様いわく、市場連動型プランを契約した当時は見積もり価格が非常に魅力的な単価であった為に、現在まで利用されていたとのこと。
この高騰の影響による高額請求で、それまで捻出されていた既存契約からの削減額のトータル金額が吹き飛んでしまうだけでなく、既存契約から切り替える前よりも高い電気代を支払う結果となってしまったようです。

現在、契約している場合どうするのか

現在、市場連動型プランを契約されている場合、各新電力会社が対応策を打ち出したり、経済産業省からも新電力会社への要請や注意喚起が出されています。
まずは契約内容を確認し、契約新電力会社へご相談されることをオススメいたします。

• 卸電力市場価格の急激な高騰に対する対応について（METI/経済産業省）
• 「市場連動型」の電力料金プランを契約されている消費者の皆様へ（METI/経済産業省）

イーコネクションの取り扱いは？

イーコネクションが新電力の取り次ぎを始めてから今日まで、ご提示している新電力プランはすべて価格固定型のみとなっております。東京でも、青森でも同様です。
その為、お見積もり上に記載した価格はご契約中ずっと変わることはありません。
また、お見積もりする各新電力会社は、卸売市場での電力調達環境が主ではなく、自社で発電した電力の供給を主としてお客様に電力供給している為、今回のような市場の変化に左右されにくく、安定した電力供給のご案内が可能になっていますので、ご安心ください。

エコ・環境対策サービス｜イーコネクション株式会社